PCI DSS AWS Users Consortium Japanの解散について | PCI DSS Ready Cloud

2024.03.31

PCI DSS AWS Users Consortium Japanの解散について

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PCI DSS AWS Users Consortium Japan(以下、PCI DSS AUC Japan)は、2024年3月末日をもって解散いたします。2024年4月以降の活動は、日本カード情報セキュリティ協議会(JCDSC)内に設立予定のクラウドサービス部会に引き継ぎます。


JCDSCについて

クレジットカード情報の保護に向けた情報を交換・連携する場として、2009年4月に設立された任意団体です。PCI DSSを策定・管理するPayment Card Industry Security Standards Council(PCI SSC)や一般社団法人 日本クレジット協会と連携して、国内におけるPCI DSSの普及啓蒙やカード情報保護についての情報発信を実施しています。会費は無料で、会員企業はQSA、ベンダー、ユーザーなど約300社(2023年12月末現在)となります。
URL:https://www.jcdsc.org/


解散の理由


PCI DSS AUC Japan設立から2年余り、AWSにおけるPCI DSSを中心としたキャッシュレス決済のセキュリティ構築、運用についての情報発信を行う中で、2023年5月にPCI DSS AUC JapanとしてJCDSCに入会し、活動してまいりました。JCDSC会員の多くが自社システムのクラウド化に伴い、クラウドサービスに関連するPCI DSSについての情報を求めていること、JCDSCはPCI DSSに関する情報発信では国内でも最も活発に実施している団体であり、PCI DSS AUC Japanの活動と非常に親和性が高いことがわかりました。

PCI DSS AUC Japan設立の目的を鑑み、当コンソーシアムを発展的に解散し、設立予定のJCDSCクラウドサービス部会にその活動を引き継ぐことが、AWSなどクラウドサービスにおけるPCI DSSやキャッシュレスセキュリティに関する情報を必要とする企業様へのより効果的な情報発信と情報共有を促進することになるという考えに至りました。

上記方針につきまして、2024年3月28日開催の臨時総会にて会員に諮り、賛成多数にて可決いたしました。


今後について


JCDSCクラウドサービス部会設立についてはJCDSC事務局にて同意をいただいており、PCI DSS AUC Japan幹事企業が世話役として設立を準備中です。PCI DSS AUC Japanに関心をお持ちいただいた企業の方は、JCDSCクラウドサービス部会への参加をご検討下さい。なお、参加にはJCDSC会員に登録していただく必要があります。会費は無料となりますので、現在非会員の企業様はJCDSC入会も併せてご検討下さい。


本件に関するお問い合わせ先


PCI DSS AWS Users Consortium Japan 事務局
pcidss.aws.consortium@serverworks.co.jp
担当:臼坂

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