2026.01.29
2026.01.28
株式会社リンクとかっこ株式会社は、カード情報流出事件に関する統計とECの不正利用傾向、手口などを詳しく解説した【キャッシュレスセキュリティレポート(2025年7-9月版)】を公開しました。
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本四半期は、国内初となる「ランサムウェア攻撃※2による有効なカード情報の閲覧可能性」が食品スーパーを展開する企業で発覚し、流出件数が前期比で大幅に増加しました 。一方で、クレジットカード不正利用被害額は102億円と前年同期比で23.1%減少となりました。本レポートでは、これら最新の不正利用トレンドに加え、CtoC大手3社による異例の共同転売対策、政府が推進する「耐量子計算機暗号(PQC)※3」への移行ロードマップについても詳しく解説しています。
※2:マルウェアの一種である。これに感染したコンピュータは、利用者のシステムへのアクセスを制限する。この制限を解除するため、マルウェアの作者が被害者に身代金(ransom:ランサム)を支払うよう要求する。
※3:量子コンピュータによる暗号解読に対して安全だと考えられる暗号アルゴリズム (主に公開鍵暗号アルゴリズム)。
1. 【国内初】 ランサムウェア攻撃による「有効なカード情報」閲覧リスクの可能性
-巧妙化する侵入手法が招く、システム停止と情報流出の二重被害-
2025年4月に公表された食品スーパーA社の事例は、セキュリティ対策の常識を覆す象徴的な事案となりました。 過去のランサムウェア被害では「期限切れ情報」に留まるのが通例でしたが、本件は現在有効なカード情報約12万件が外部閲覧された可能性がある国内初のケースです。
・脅威の変化: VPN装置の脆弱性や巧妙なフィッシングなど、侵入経路が多角化。
・求められる対策: PCI DSS準拠だけでは不十分であり、事業継続(BCP)の観点から「多重的なランサムウェア対策」が急務となっています。
2. 【転売対策】 「個社対応」から「プラットフォーム横断」へのパラダイムシフト
-大手3社による異例の共同歩調で、不正転売抑止が新局面へ-
2025年7-9月期、不正転売対策は大きな転換点を迎えました。これまで「個社×メーカー」が中心だった連携が、CtoC大手3社であるメルカリ、LINE ヤフー(Yahoo!オークション、Yahoo!フリマ)、楽天グループ(楽天ラクマ)による異例の「横断的連携」へと進化しました。
・背景: ブランド毀損に加え、マネーロンダリングの温床となる不正転売への強い危機感。
・新局面: 法規制を待たず、プラットフォーマー自らが「安心・安全」を経営判断として優先し、ルール厳格化を加速させています。
(1)カード情報流出事件数・情報流出件数の推移
(2)業種/商材別・情報流出期間別事件数・流出件数
(3)カード情報トピック
国内初、ランサムウェアにより、大量のカード情報が外部から閲覧された可能性(A社)
(1)クレジットカード不正利用被害額の推移
(2)ECサイト不正利用の傾向
(3)不正利用のトピック
転売対策: プラットフォーマー主導で進むルール厳格化とその背景
政府機関等における耐量子計算機暗号(PQC)への移行について(中間とりまとめ)公表
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セキュリティプラットフォーム事業部 担当:相原・滝村
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